思い出断捨離とチョコレート事件。2
チョコレート事件についてです。
先日誕生日を迎え、友人から素敵なチョコレートをいただきました。
チョコレートは私の好きなデザートナンバーワンです。
独身時代はバレンタインなんなに自分にご褒美をあげたりしましたが、
今はそんなにお金も使えないし、しばらくぶり?のご対面。
しかも自分では買えないようなオブジェ型のチョコレート!!
とても高級です!
私はとても嬉しくて嬉しくて、家族みんなに見せました。
あまりにも立派なのでほんの一部だけ今日は食べることにしました。
まだオブジェは壊せない…そんな思いで。
すると、ちょっとした拍子に、なんと弟がチョコレートを…!
落としてしまったんです。
中に入っていた小さなチョコレートたちはバラバラにこぼれ落ちました。
そしてオブジェも…。
昔、私と弟はよく喧嘩をしていました。
それはもう凶暴な殴り合い、罵り合い。
たぶん昔なら大げんかになっていたことでしょう。
でも、もう大人。
必死に軽く文句を言ってその場を収めました。
すると、自分の中に怒り以外の感情があることに気づいたんです。
部屋に戻り泣きました。
誰のせいでもないことはわかっている。
見せびらかした私も悪い。
でも…
このやるせない気持ちは悲しみでした。
チョコレート一つで何を言ってる、と思うかもしれません。
でも、友人からいただいた高級なチョコレート。
大事に食べようと思っていたチョコレート。
それを粉々にされた。
そう思うと悲しくて仕方なかったんです。
そして昔は全て思い通りにならないことは「怒り」として処理していた感情に、「悲しみ」を感じ取れることができたのは成長なのではないかと強く感じました。
自分と向き合う。
とても大事なことだと思います。
誤魔化しても感情は正しく処理されません。
今日はきちんと感情を受け止めて処理できたおかげか、今は穏やかな気持ちです。
こうやって進歩を記録していく楽しさも日々感じていけたらいいなと思います。
長々と、しかもくだらない話、失礼しました。